「Commerce Bank」とは、翻訳すると本来は「商業銀行」を意味します。
Bankは本来、貯蓄者から金銭を預かり、他方でその貸付を行う業務を基本とし、それに附帯する一連の金融システムを運用する事業体を総称しています。
このコマースバンク事業は、業態が金融情報が集約される銀行に似ており、事業用不動産の情報が集約された銀行との意味合いから誕生し、コマースバンクと名付けられました。
会社組織と個人事業主(コマースリアルター)という2つの異なった企業がともに栄えるという、当社のビジョンの旗(Winへの進化)の下に集まって運営されています。
コマースバンク事業を推進するにあたり、第11期事業年度から「コマースバンク事業推進協議会」を発足しました。同協議会は理事会で構成され、当社経営管理本部のもとに統括されます。同協議会理事長のもと、理事・参事・主事をもって構成され、理事はスペシャル・エージェント(SA)に位置づけられます。
理事には、街づくりに欠かせない行政や企業、町内会といった都市や地域に幅広い人脈を持ち、ネットワークを拓いてこられた方々に就任していただいております。
これまでの日本の不動産業には無かった「事業用不動産のONE STOP ソリューション」のビジネスモデルを構築してまいります。
具体的には、第11期事業年度よりTEMPOUPプラットフォームをさらに強化・発展させるシナジー効果を持つ「Commerce Bankネットワーク」の構築を開始し、モノ・コトを含むすべての情報をマッチングさせる情報バンクビジネスを稼働いたします。
(1) コマースバンク事業推進協議会
コマースバンクとは、お金を扱うマネーバンクに対して商業銀行の意味で、商業を主体とする情報ビジネス拠点を意味します。モノも、コトも、すべての情報をマッチングさせるビジネスを目指します。その主軸を事業推進協議会が担います。
(2) コマースリアルター社外展開
コマースリアルターは、お店の立地の良し悪しがわかる「事業用不動産仲介のプロ」であることを証明する資格として、関係者の皆様からご評価をいただいております。当社が立ち上げたコマースリアルター養成機関であるNPO法人日本コマース・リアルター協会が社外展開も視野により大きな活動を行える体制を今後整えてまいります。
(3) 当社が提携する事業会社とのパートナーシップ強化
当社と提携した各事業会社とのパートナーシップ契約を締結し、相互のお客様により付加価値の高いサービスを提供できるよう連携を強化してまいります。